< 2017/2/15 >━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■【 The JSLD News 】日本自治創造学会メールマガジン第１４号 ■■
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【目次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
１．巻頭寸言
穂坂 邦夫（日本自治創造学会理事長）
２．改革発表事例集より～２０１６年５月ベスト５選出 その１～
青野 敏（鷹栖町議会議員）
３．ニュース／情報ピックアップ
４．イベント情報
第９回 ２０１７年度 日本自治創造学会研究大会 最新情報
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１．巻頭寸言
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「直言」
穂坂 邦夫（日本自治創造学会理事長）
いじめ問題が続発し、少しも改善されていない。市長時代『教育委員会廃止論』
（発刊・弘文堂）によって現行制度の抜本的改革を提案したが、小手先の改革に終わって
しまった。
国の一方的なリードによる英語教育の推進も、現場の実態を見ると不安である。人材
は国の大切な資源であり、公教育を支える教育委員会制度の根幹に、もう一度メスを入れ
ることが必要です。
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２．改革発表事例集より～その１～
２０１６年５月、第１回改革発表会でベスト５に選出された取組み内容をご紹介します。
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「一般質問追跡レポート・議場コンサートの開催・議会報告」
青野 敏（鷹栖町議会議員）
北海道鷹栖町議会議員の青野敏と申します。本日の発表内容は、「一般質問追跡レポー
ト・議場コンサートの開催・議会報告会（語ろう会）」について発表させていただきま
す。
一般質問追跡レポートについては、平成16年度より毎年継続して取組み、現在までに?1
～?12号の追跡レポートを作成し発行しています。
この取組内容は、前年の第1回定例議会（3月）～第4回定例議会（12月）迄に行った本会
議での一般質問を対象にして「その後」を追跡調査し、議員の質問がどのように町政・事
業に反映され、現状の取組と進捗状況を確認する事を目的に始めました。
また、懸案事項及び継続案件として必要な内容については複数年継続して調査を行ってい
ます。 更に、調査内容をA3版カラー刷用紙に5～6項目程度掲載し、一般質問追跡レポー
トとして全戸配布（全戸3200部）を実施しております。
尚、発行までの調査・資料作成全般については、担当する議員有志で全て行い、発行まで
に要する費用は全額議員負担として実施しています。
しかし取組当初は、行政の通信簿的要素があるのではないかと懸念する声もありました
が、行政・議会側も一定の理解のもとで現在も取組んでいます。
議場コンサート開催事業については、議場及び傍聴席を開放して町内在住者及び本町にご
縁のある方の出演協力を頂いて開催しています。
この取組は、多くの町民に議場へ足を運んで頂き、議会を身近に感じてもらい議会傍聴等
の促進を図る事を目的に行っています。
平成19年度より毎年度の開催で現在9回実施していますが、現在までの出演者はフルート
奏者・ボーカル歌手・地元合唱団・地元音楽隊・中学校卒業合唱・高校吹奏楽・民謡クラ
ブ等々の出演者で実施しており、毎回多くの町民が来場して、議場の雰囲気と新たな環境
での演奏会を楽しんで頂いています。
議会報告会については、議会改革・議会活性化及び広聴・広報活動等の一環として、平成
20年度より各地区公民館にての開催で始めました。
現在では、当初の堅苦しい名称から「地域を語ろう会」と改め、各地区をはじめ団体・
サークル単位での開催により広く町民との対話を実施し、議会活動や町づくり、地域の課
題や意見・提言等々の意見交換を行う事により、議会機能の向上・情報発信及び政策立
案・議会提案等を目指して開催しています。
また、会議内容によっては現地確認や調査等を実施し担当者との協議を行い、早急な対応
と次年度の事業等につなげています。
尚、開催により頂いた内容の全項目を報告紙として作成し全戸配布（全戸3200部）してい
ます。
以上、取組発表と致します。
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３．ニュース／情報ピックアップ
地方自治に関係する気になるニュースをピックアップします。
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小池都知事に翻弄されているかのような都議会。行政執行部との「持ちつ持たれつ」の
関係も見直しを迫られ、さらに議員報酬の削減も。「都民ファースト」の小池都政と都
議会の動き、今後、他の自治体にどう影響を及ぼすか、気になるところです。
★都議会「復活枠」２００億円廃止 業界団体との蜜月関係にくさび
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201611/CK2016112602000134.html
★都議の質問「お膳立て禁止」＝小池知事が職員に指示
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017020800890&g=pol
★自民、公明案受け入れへ＝議員報酬削減で－都議会
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017020701294&g=pol
★都議会共産党 議員報酬の25％削減など提案へ
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000093967.html
★「選挙対策」自民は警戒 都知事が予算要望を聞き取り
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201612/CK2016121302000123.html
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４．イベント情報
第９回 ２０１７年度 日本自治創造学会研究大会 最新情報
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〔大会テーマ〕
人口減・高齢化を乗り越える～前例から創造へ～
日時：平成２９年５月１８日（木）１３：００～１７：３５
１９日（金） ９：３０～１４：５５
場所：明治大学アカデミーコモン棟3階アカデミーホール
（東京都千代田区神田駿河台１－１）
参加費：会員 １３，０００円（年会費2,000円、2日間大会参加費・資料代含む）
非会員１５，０００円（2日間大会参加費・資料代含む）
※大学院生会員参加費2,000円、大学院生非会員参加費3,000円
改革発表会兼交流会（参加費１，５００円）
※プログラム内容・参加申込等詳細については後日、ご案内いたします。
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発行：日本自治創造学会
編集：日本自治創造学会メールマガジン編集委員
東京都中央区日本橋馬喰町1-12-2タック馬喰町707
お問い合わせ： info@jsozo.org
ホームページ： http://jsozo.org
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